君の名は。をもう一度見たくなる、君の名は。Another Sideがすごい!!
話題沸騰中の君の名は。観ましたか!?
私はすでに2回観ました。2回ともどちらも面白かったです。
しかし、2回観たのには実は理由がありまして。
君の名は。Another Side:Earthboundがすごい!!
これです!!
「君の名は。Another Side:Earthbound」 です!!
最初に君の名は。を観たときもすごく面白かったんですが、色々と消化不良なところも正直ありまして、もう少し詳しい描写が欲しかったなーと思っておりました。
そんな中、この本の存在を知り、すぐ買い、そしてすぐもう一度観に行きましたw
どんな内容?(ネタバレなし)
内容は前述の通り、映画で語られなかった部分の補完とサブキャラに焦点を当て、その心情を語った本です。
これを読めば全てがわかる!というのではなく、これを読めば深く考えてなかったあのシーンはそういうことだったんだ!という内容になっています。
全ての答えを書いているわけではなく、あのキャラはこういう人物なんだよと提示されることで、もう一度違う視点で映画を観たくなる、いやー、うまいやり方ですw
まんまともう一度観に行きましたからね。
でも、確実に言えることは、これを読んで観た方が更に「君の名は。」を楽しめます!
特に興味深かった内容(ほぼネタバレなし)
引き続きほぼネタバレなしなのでご安心を。
ただし、映画を全く観ていない人にはほんの少しだけネタバレがあります。
私が映画を観て最初に不思議に思ったのは、瀧くんが三葉と入れ替わった初日の描写が一瞬だけだったことです。
その後、普通に戻った三葉の一日を描写しますが、入れ替わった日ではなく、その次の日を描写するのは珍しいなと思いました。
そこを含め、瀧くんが三葉と入れ替わったとき、一体何があったのか?そんなシーンについて瀧くん目線で描かれています。
ちなみに、あれ?と思った人もいるかもしれない、あのシーンについても説明されていますよ!
他にはラストの騒動に関するシーンで、話がすんなり進みすぎじゃないか?と思った人もいたかもしれません。
そこについても補完されています。
特に三葉の父についてですね。
ここを読むためだけでもこの本を買う価値はあると思います。
何回でも観たくなる「君の名は。」
これを読んで思ったのは、映画の中で全て誰も疑問を持たないように完成している作品よりも、少し観客の思考が入り込む余地がある映画の方が何回も観たくなるということです。
もちろん、映画の中で全て完結すべきという意見もあると思います。
しかし、こういった完全にエンターテイメントに振り切った映画は、その背景の考察やら裏話を探ることでその作業までも楽しみにしている気がするんですよね。
だからこそ多くの人が喜んで二回も三回も劇場に足を運んでいるんじゃないでしょうか。
皆さんもぜひ、この本を読んで、もう一度観に行ってください。私ももう一度ぐらい友人を誘って観に行こうかと思っています。
ちなみにサントラも買いました!
聴いているだけで映画のシーンがありありと浮かぶ、素晴らしいサントラだと思います。
映画が成功した何%かは、この素晴らしい主題歌のおかげだと思いますね。